最近、SEO界隈で大きな環境変化が起きています。
goodkeywordにとって、特に大きいのは以下の2つ。
Yahoo!検索のSSL化
この度「Yahoo!検索」では、より強力なセキュリティ基準を採用したサービスを提供するため、2015年8月18日より段階的に、検索結果にSSLと呼ばれる暗号化プロトコルを使用することにいたしましたので、お知らせいたします。
自分のサイトへの流入キーワードをアクセス解析でチェックすることができなくなってしまう可能性がある、という変化です。
数年前にGoogleがSSL化して以降、アクセス解析ではGoogle以外、主にYahoo!経由の流入キーワードをチェックしてサイト改善に役立てることができていました。
しかし、Yahoo!もこれに追従することで、今後、アクセス解析で流入キーワードを把握することができなくなってしまうかもしれません、と。
『自分のサイトもSSL化すれば大丈夫なのでは』という声もあるようですが、実際にどうなるかはYahoo!にSSL化が実装開始される2015年8月18日以降にならないとわかりません。
Autocomplete APIの利用禁止化
Google 検索の一部というオートコンプリートの位置づけを保つため、2015 年 8 月10 日より、非公開の Autocomplete API に対する未許可のアクセスを制限します。Google ではオートコンプリートを、Google 検索と密接に関係したサービスという設計時の用途に沿った形でユーザーの皆様にお使いいただけるようにすることを目指しています。そうすることで、検索とオートコンプリートの両方のサービスにおいて最適なエクスペリエンスを提供できると考えています。
goodkeywordでは、この記事に書いてあるAutocomplete APIを使ってサジェストキーワードを表示しています。
これが利用できなくなるということで、Googleのサジェストキーワードを表示することが難しくなってしまいそうです。
記事によると、2015年8月10日から禁止対応をするとのことですが、2015年8月13日現在はまだ利用できています。でも、もういつ利用できなくなるかわかりません。きっともうすぐでしょう。
goodkeywordはどうするか？
情報が減って、どんどんキーワードマーケティングが大変になっていきますね。
goodkeywordはできるかぎり継続したいと思っています。
まだどう変更するか決めきれていませんが、うまいこと仕様変更して、キーワードマーケティングに役立つツールとして残し続けたいと思っています。
むしろこの変化の機会に、さらに使いやすいツールにしたいなぁと考えています。自分自身にとってももっと使いやすいように。
もしかしたら、一時的に検索結果が表示されないような時期もあるかもしれませんが、それは改修中ですのでご安心ください。
goodkeywordみたいなキーワードツールは「サイト運営者自身の頭では想像できないキーワード」を具体的に生々しく表示することで役立っていたものですが、キーワードに縛られすぎてコンテンツが偏重してしまうのはキーワードツール依存のデメリットの1つだと思います。
それも頭に入れながら、より価値が高いツールになるように変化し続けていきたいです。
