事業をしていると考えないといけなくなってくることが利益です。

事業が黒転したあとはなんとなく「利益は出さないとダメなんだろうな」という感覚でやっていましたが、ある程度利益が出るようになってくると、「なんで来年はさらに2倍の利益に伸ばさないといけないんだっけ? その利益を出すことで誰が幸せになるの?」と自問自答するようになってきます。

偉い人が古くから言っていますが、「利益は事業継続の条件」という言葉がしっくりきています。

赤字や利益0円だとどうなるのか?

あたりまえですが、赤字や利益0円だと、以下のことが起こります。

  • 資金がなくなって、事業継続できなくなる
  • 再投資する余裕がないため、環境変化に対応できずに、事業継続できなくなる
  • 再投資する余裕がないため、事業成長ができなくなる(事業によって幸せになる人を増やすことができない)

資金を出していただけた株主への還元という視点ももちろん大切なのですが、「株主への還元」も事業継続の条件の範疇だと捉えています。

どのくらい利益を出せばいいのか?

冒頭の自問自答は「なんで来年はさらに2倍の利益に伸ばさないといけないんだっけ? その利益を出すことで誰が幸せになるの?」でした。

この答えは
・利益は事業継続の条件
・利益を伸ばさないといけない理由は再投資する余裕を持つため(再投資する余裕以上の利益を余らせることは過剰利益)
 →とはいえ、過剰利益を出せるほどの余裕がある事業成長ができることは稀
・再投資できると、その事業によって幸せになる人を増やせる
だと考えています。

※ここ最近のブログ記事は社内に向けて書いてます

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