組織には「職務が先に決まっていて、そこに人を配置する方法(職務優先型)」と「人が先に決まっていて、その人が生み出すものが会社のアウトプットになる方法(人優先型)」があります。
ただし、これは白黒はっきりするものではなく、グラデーションで成り立っています。ある企業Aは職務優先型:人優先型が6:4程度になっていたり、同一企業でも時期によってこの割合が変わったりします。大企業は職務優先型、中小企業は人優先型になりやすいと思います。
そのなかで、どんな組織が良いのかというと、「個人の意思やスキルが最大限に発揮されて、結果としてチームワークも生まれて、生産性が高い状態(人優先型寄り)」が理想だなぁと思っています。
これを達成するためには
・「個人の意思やスキルが最大限に発揮される」状態
・「気づいたらチームワークが生まれている」状態
・「それが高い生産性につながる」状態
が必要です。
組織の打ち手をするときの僕の判断軸はここに置いています。この判断軸と他メンバーの考えをぶつけて着地点を探って、打ち手が実行されています。人優先型が行き過ぎてぐちゃぐちゃの組織にならないように気をつけながら。