goodkeyword.netというキーワードツールを運営しています。
このツールは、グーグルのAPI、ヤフーのAPIを利用して、関連キーワードを表示するツールです。
このツールで表示される関連キーワードは本当に信頼できるものなのか、改めて気になりました。
そこで、このツールで表示される関連キーワードは本当にユーザーが検索しているキーワードと一致しているのか、調べてみました。
1)実際のアクセスキーワードを調べる
自分が持っているサイト(ドロイドバンク)における、「グーグルプレイ」関連のアクセスキーワードをグーグルアナリティクスから抜き出して、一覧化する(*1)
*1 ドロイドバンクは「グーグルプレイ」関連のキーワードでのアクセスが多数あります
2)キーワードツールで表示されるキーワードを調べる
goodkeyword.netで「グーグルプレイ」と検索をして表示されるキーワードを一覧化する
3)2つのキーワードリストを比べてみる
これで、
・実際にユーザーが検索しているキーワード
・goodkeyword.netで表示されるキーワード
が、合致しているのか、もしくは、かけ離れているのか、が分かるはず。
早速、調べてみます。
まずは、ドロイドバンクのアクセス解析(グーグルアナリティクス)を見てみます。
直近1ヶ月で、5000キーワードほどでのアクセスがあるのですが、このうち、アクセス数が多いキーワード上位500個を見てみます。
TSV形式でグーグルアナリティクスからキーワードリストをダウンロードして、エクセルで開きます。
このキーワードリストには、「グーグルプレイ」以外のものも含まれているので、「グーグルプレイ」関連のキーワードのみを残し、他のキーワードは消していきます。
すると、「グーグルプレイ」「googleプレイ」「グーグルプレイストア アプリ」「プレイストア アンドロイド」など、182個のキーワードが残りました。
これで、1)が完了です。
続いて、2)に進みます。
goodkeyword.netから関連キーワードリストを出します。
「グーグルプレイ」「googleプレイ」「グーグルプレイストア」など、いくつかのキーワードで検索をします。
キーワードツールで表示されたキーワードは、あとで比較がしやすいようにエクセルに貼り付けておきます。
これで、2)が完了です。
最後に、3)です。
・実際にユーザーが検索しているキーワード
・goodkeyword.netで表示されるキーワード
を比較します。
地道に比較していきます。
「グーグルプレイ」という言葉が含まれたキーワードを比較します。
左側の列が実際にユーザーが検索しているキーワードで、右側の列がgoodkeyword.netで表示されるキーワードです。一致したキーワードは背景を黄色にしました。
だいたい50%くらいのキーワードが一致しました。
「プレイストア」という言葉が含まれたキーワードを比較します。
このキーワードでも、だいたい50%くらいのキーワードが一致しました。
「アンドロイドマーケット」という言葉が含まれたキーワードを比較します。
このキーワードでは、だいたい30%くらいのキーワードが一致しました。
まとめです。
実際のアクセスキーワードと、キーワードツールで表示されるキーワードはだいたい30%〜50%くらいが一致しました。
もっとずれるかなと思っていましたが、想像よりも一致していて驚きました。
サイトへのアクセスキーワードはサイトにどんなページがあるのかに大きく影響されるため、この調査だけで「キーワードツールは正しいor正しくない」と言い切れませんが、結構合っているということがわかりました。
よかった、よかった。